2008 5/9

公開講座 「明日への遺言~私の中の黒澤明」

黒澤明監督に師事し、最後の助監督を務め、「雨あがる」での日本アカデミー賞など多くの賞を受賞してきた小泉尭史さんをゲストに迎え、その映画にかける情熱や手法、黒澤監督から何を得て、何を開拓してきたか、新作「明日への遺言」の製作逸話やそこにこめたメッセージを語っていただきます。

日時 2008年5月23日(金) 16:00-19:30(開場15:30)
会場 早稲田大学小野梓記念館B2F 小野記念講堂
・地下鉄東西線 早稲田駅(3a/3b出口) より徒歩5分
・JR山手線 高田馬場駅 都営バス早大正門前 より徒歩5分
入場料 無料
定員 200名
主催 早稲田大学川口芸術学校


[ゲスト・プロフィール]
小泉尭史 Takashi KOIZUMI
1944年11月6日、茨城県水戸市生まれ。70年に黒澤明、木下恵介、市川崑、小林正樹の4人の巨匠監督によって組織された四騎の会所属となり、以後、黒澤明監督に師事する。『影武者』『乱』『夢』『八月の狂詩曲』『まあだだよ』と、黒澤監督の全作品にシナリオ準備の段階から助監督として参加。また、 85年にNHKで放映されたドキュメンタリー「光と影(ポルトガルの騎馬闘牛)」、97年のテレビ東京放映によるドキュメンタリー「陽光のミャンマー紀行」で監督を務めた。
 00年、山本周五郎原作による黒澤監督の遺稿脚本『雨あがる』で劇場映画デビューを果たし、日本アカデミー賞最多の最優秀賞8部門を受賞。ヴェネチア国際映画祭では緑の獅子賞を受賞、世界中で高い評価を受けた。その後『阿弥陀堂だより』『博士の愛した数式』などでメガホンを取り、今最も良質な日本映画を贈り出す監督として、注目を浴びている。

中田 整一 Seiichi NAKATA
1941年熊本県生まれ。九州大学法学部卒。66年、NHK入局。プロデューサーとして歴史ドキュメンタリー制作を担当。「戒厳指令『交信ヲ傍受セヨ』二・二六事件秘録」(79年放送、放送文化基金本賞受賞)、「二・二六事件消された真実―陸軍軍法会議秘録」(88年放送、日本新聞協会賞・放送文化基金個人賞受賞)は圧倒的反響を呼んだ。同局スペシャル番組部長、NHKエデュケーショナル常務、大正大学教授などを経て、現在、現代史をテーマとする著述に専念。06年、『満州国皇帝の秘録―ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎』(幻戯書房)で第35回吉田茂賞、第60回毎日出版文化賞(人文・社会部門)受賞 早稲田大学川口芸術学校非常勤講師